『良いこと悪いこと』が描き続けた“高木”間宮祥太朗の贖罪　考察班の推理通りの結論に

たくさんの仕掛けにより多くの人を食いつかせ、いじめの問題を突きつけ考えさせる見事なドラマでした。賛否両論の終わり方の裏で、自分の生き方はどうか考えてほしいという願いがひしひしと伝わってきます。いじめている子は相手の気持ちを想像する力が弱い子や指導されても響かない子が多く、その保護者も、悪いのはうちの子だけですか、うちの子も嫌な思いをさせられたことなんてたくさんあるなどと、必死に責任逃れする人が多いのが現状です。せめて子どもたちだけは成長してほしいと教師は四苦八苦しますが、本来学ばせなければいけない内容は膨大にあり、事実を確認する時間すら足りません。様々な課題に多くの人が向き合うきっかけとなる今回のようなドラマを、たくさん作ってほしいと願います。

個人的には最後詰め詰めな感じがしたので、あと2話くらいあったらなぁと思った。もう少し掘り下げで観たかったです。ボスのキングは最後まで生き残ったけれど、一生抱えて苦しんで生きていかなくちゃいけないね。最終回のイマクニと東雲各シーンは世の中へのいじめに対するメッセージと強く感じた。最後のキングとイマクニのシーンの戸塚さんの演技が良かったなぁと個人的に思いました。

皆さんのコメントで、かつて虐められた事有る人達が、自分のこのドラマに対するメッセージを実体験から話してるくらい、現実にいる虐めと虐められる人の悲惨さを生の声を上げて頂いてくれてるのは、とても大事だし伝わると思います。
今國と東雲も過去に虐められてた、立ち直るきっかけが紫音の変わる強い気持ち、でも皆さんが仰ってる通り一生その心の傷は癒えないんだと教えてくれる。　
でも復讐や仕返ししたい気持ちは凄く分かるけど、
それが今度は逆の立場になって自分のやっている事を正当化してしまったら虐めた人間と変わらなくなってしまう。
花音が虐められる側になりそうなるようにしたのは、今國や東雲でそれで虐めを無くすと言えるのか？
虐める人、される人、傍観者、見て見ぬ振りしてる経験は誰もあるはずです。

最後の花音が閉じ込められてるのを扉を開けて助けた子、あの扉を開け光が差すシーンが希望や救いなんだと思う。

何があっても殺人はダメ。
でも、「いじめは犯罪」「加害者の名前は公表されない」という言葉には同感。
そしてなにより、教育現場で「いじめ」を認めないことも問題だと思う。「いじめ」で自殺した被害者に対して「いじめとの因果関係がみとめられない」ということをよく言う。これは許せない。
学校や先生は教育委員会に「いじめ」があったことを報告したくないのだろうけど、それは間違っている。「いじめ」をみとめて、再発防止や被害者を守る、子供の命を守ることが1番大切。教育委員会はこれらを評価すべき。

いじめの復讐をするという単なるミステリードラマかと思いきや、めっちゃ芯の通ったメッセージ性のドラマでした。 いじめられいた子がどれだけ心に傷を受けているか？いじめた子はわからない。また、周りにいた子も分からない。 夢をみることさえできない子、いじめた子と再会するだけトラウマが再発して心が折れる子など、いろんな傷を抱えながら生きるのだと実感させられました。 いじめは良くない。頭では分かっていますが、軽弾みで相手をいじって遊んでいることがあります。知らず知らずのうちにいじめる側になっていたのかもしれません。 題名のごとく、良いことと悪いことを人によって違うけど、良いことを選択していける人間でありたいと思わされました。また、いじめは何も生み出さない、奪っていくだけ。だから、いじめは絶対に良くないと思わされました。

虐めた側、虐められた側、リアルに描かれていると個人的に感じました。

自分自身、虐められた過去があり、同窓会にも参加しましたが虐めた方は全く覚えておらず、自分ばかりが参加前足がすくむほど緊張しました。

虐めた人間に何かしようなどとは思いませんでしたが、まさに猿橋園子のように虐められた経験を自分の強さに変えて見返すという強い気持ちで歩みましたのでそれが正解なんでしょうか…

自分には手を差し伸べてくれる人がいて救われましたので、虐められている子がいたら、1人でも手を差し伸べてほしいな、と思います。

いじめる子は、善悪はもとより、相手の気持ちがわからない後先を考えず攻撃的な子。いじめらる子の悲しみや辛さに共感し、学ぶ道徳の授業はこれからも絶対必要。それでも、いじめる子はターゲットを変えていじめる。
いじめられた子は、恥じずに助けを求めてほしい。本当に辛く苦しい時に助けを求めることは、生きる力だ。まずは親、担任、スクールカウンセラー、児童相談所、教育委員会。このドラマはいじめる子が主人公でいじめを面白がり反省もせさず、大人になってもすっかり忘れることが描かれた。やられた側は傷つき忘れることはない、心にしこりを残し人生に影響する。いじめられた子が手を上げて助けを求め周りが気づき変化して救われるようなドラマが今後あっていい、見たいと思った。

このドラマ毎週楽しみに観ていました。今回キングの子のかのんちゃんは可哀想でしかたないけど因果応報でしたことは必ず自分に何らかの形でかえってくるんだよね。ただ回収されてないこと、たとえばなんでアポロの後輩は園子のパネルを壊したの？とかそこが気になりました。続編は期待しないけどかのんちゃんが最後大丈夫？と声かけられたことに同じような道はたどらないと少し安心しました。いじめは絶対にダメ！やってる人がいたら心に響いてほしい。

いじめをした人もいじめられた人も両方大人になって生きていかなくてはいけない。過去を教訓として明日をどう生きるかが大事だよと訴えかけているドラマだ。過去の恨みの報復からは何も生まれない、ただむなしさが残るだけ。誰も幸福になれない。いじめた人間はその時は自分が悪いことをしたという自覚がなかったかもしれない。だが年齢を積み重ね色々な経験を積んでいく内に過去の記憶を振り返り自分が過ちをおかしていた事にきっと気づくはずだ。キングもそれに気づいて自分を変えようともがいていたはずだ。いじめられた側の園子はそれを客観的に捉える事ができたからこそ、強くなれたのではないか。特にいじめられた側がどう立ち直おり過去を乗り越えられるのか、それは人それぞれで一括りには出来ない。紫苑の様に乗り越える努力して夢を叶えて、目の前に幸福があっても、だめだった。紫苑をどのように支えれば良かったのかその辺を深堀して欲しい。

このドラマはイジメというやっている側はストレスをぶつけたり、思いつきや気まぐれでターゲットを見つけて遊び半分でやってる行為を良く描いています　イジメられた側の深いキズや大人になってもトラウマになる程辛い事など、沢山知って欲しい事も描いていてイジメられたワタシからすると深いドラマだったと思います
殺人はやり過ぎですが、やった事は返って来るんだと言う事を教えてくれてると思います

大人も子供も学ぶべき問題でした

この記事では真犯人は東雲、今國と書かれているけれど、私はキングもしくは「真犯人とは誰なのでしょう？」という問いかけだったと受け取りました。

宇津見、東雲、今國は最初はアルバムの黒塗りだけのつもりだったのかな？ そこへ、DVDに入っていた夢を語る紫苑の姿に出合って、哀しみと憎悪の気持ちが増幅して殺人になってしまったのかな、と感じました。

皆さんはどう思われたかな、と気になりました。とても深いテーマのドラマだったので見終わったあとに色々話したくなる作品ですね。

キング達がいじめた事が悪なのは間違いない事と思います。がこのドラマは、キング以外を狙ってこの世から抹殺したけど、もし、キングがいなければ、あのグループでのいじめはなかったのかも。ある意味キング以外が殺されたのは、いじめ┅とも言えるかとも思う。弱いものいじめ。キングにつられた弱い立場の人間達が殺された。見せしめのように。キングをおとしめて、苦しめる為に。他に解決法がなかったと言えるのかも知れませんが。要するに、弱い立場の人が常に嫌な思い苦しい思いをしなければならないという事でしょうか。キングはそれなりに制裁を受けた形だけど、何だかなあ～と思います。

全国の小中学校で、道徳の時間に視聴させてください。世の中の常識を知らない教師という生き物が道徳を教えるブラックジョークよりもはるかにまともです。
そして、「イジメ」なんてわけのわからない言葉ではなく、「暴行」「脅迫」「名誉棄損」といった正式な用語を使って、子どもといえども犯した罪に応じた罰を与えないと、これらの犯罪はなくならない。
教師という生き物は被害者ではなく加害者を守る習慣があるので、彼らに任せず警察が介入して、悪いことをしたら罰を与えられるという世の中のルールを子どもたちに教えて欲しい。

猿橋園子はいじめられていましたが、仕返しも復讐も考えていませんでした。それは小学校卒業時から一貫として変わらず、ぶれませんでした。
でも、東雲が言うとおり園子のように強くなるのは難しい。園子がいじめた側の味方をして、事件を解決しようとしているのを見て、東雲はいらだっていました。
最終回の園子はあまりにもアッサリしていました。事件は瀬戸紫苑の関係者によって引き起こされていて、自分は直接は無関係だったことが分かったので、傍観者になってしまったのでしょうか。
東雲に対しても感情を爆発して、泣きながら「もうやめて！」と訴えるシーンがあっても良かったと思います。