【活動休止&改名直前】欅坂46ラスト座談会、菅井友香×守屋茜×小林由依「”平手がいたら”って思わせたら負け。もう失うものはありません」
- 公開中のドキュメンタリー映画や活動休止について語る欅坂46の (左から)菅井友香、小林由依、守屋茜
衝撃的なデビュー以来、4年連続紅白出場、東京ドーム公演成功と、音楽界を駆け抜けた欅坂46。だが、絶対的センターの平手友梨奈が今年1月に脱退。10月12、13日に東京・国立代々木競技場第一体育館で行なわれるライブで活動休止し、改名して再出発する。熱狂の裏側でいったい何が起きていたのか? 菅井友香、小林由依、守屋茜に聞いた。
■映画を見てどう感じるかは皆さんにお任せしたいです
——4月に公開を予定していたグループのドキュメンタリー映画『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』が、ついに上映されることになりました。メンバー自身がこの映画を見た感想を教えてもらえますか
小林 映画の中でも過去のライブ映像が多く使われているんですが、ファンの方の目線で見たステージが新鮮でした。「こんなに迫力あるんだ」って、何度か鳥肌が立ったくらい。
菅井 上映が延期されたことで、7月に行なった配信ライブの模様も追加で収録されることになって、より今の私たちのことが伝えられる映画になったんじゃないかなって思います。
——タイトルに「嘘と真実」という言葉がありますが、観客にどんなことを伝えたい?
菅井 そうですね……。このドキュメンタリー映画っていろんな受け止め方ができると思うんですけど、どう感じるかは皆さんにお任せしたいです。ただ、私たちの弱い部分とかもろい部分もさらけ出しているので、「こういうふうに戦っているコたちもいるから自分も頑張ろう」って思っていただけるような、誰かに勇気を与えられる作品になっていたらうれしいです。
——2019年末の『NHK紅白歌合戦』出演直後に、センターの平手友梨奈さんがメンバーひとりひとりをハグして言葉を伝えるシーンがありました。菅井さんの呆然(ぼうぜん)とした顔が印象的でしたが、どんなことを言われたんですか?
菅井 「もう一緒にやれない」って……。こういう日が来るっていう覚悟はずっとしていたんです。だけど、あらためて言われるとすごく寂しかったし、もっと何かしてあげられなかったかなとか、いろんな思いがこみ上げてきました。
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BIGLOBE より引用しました
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2016年『サイレントマジョリティー』で衝撃のデビューを飾って以来、従来のアイドルグループのイメージを覆す作品世界や迫力のパフォーマンスで、異色の存在感を放ってきた欅坂46。今年8月には、グループ改名を発表し、その動向に注目が集まる彼女たちが、欅坂46として最初で最後のドキュメンタリー映画となる本作、そしてグループの未来に向ける思いを語った。
カメラは“絶対的センター”平手友梨奈の存在、そして不在を乗り越えようとする彼女たちに肉薄。そして彼女たちの平手への思いも改めて明らかになっていく。
菅井「平手は最初からずっと、作品に対するまっすぐな姿勢、純粋にいいものを届けたいという姿勢を持ち続けていました。平手は、自分がどういう状況であれ常に彼女なりに精一杯やってきたと思います。貪欲に、びっくりするくらい妥協せず作品作りをする姿勢は本当に尊敬しているし、これからも彼女が教えてくれたことを大切にしていきたいと思っています。本当に、あんな人にはなかなか出会えないんじゃないかな」
渡邉「作品作りに妥協しない姿もそうだけど、周りの人が気づかない視点から物事を見ているなというのはすごく感じていて、そこも尊敬する部分でした」
原田「とくに表現力に関してはもう何も言えない。すごいのひと言に尽きるというか。それに、実はすごく周りのことを見ていてくれる人なんです。私にも“戻ってきてくれてありがとう、楽屋が明るくなったよ”って言ってくれました。言われるとうれしいなと思う言葉をそっとかけてくれたり、メンバーを気遣ってくれるんです」
小池「パフォーマンスでいつも見ていた後ろ姿が本当にかっこよくて。ずっと、私もこうならなきゃと思っていました。自分のことよりもメンバーのことを見てくれていて、全員を集めてグループのことを話し合ってくれたり、平手自身が思っていることを話してくれたり。ときには厳しいことも言ってくれたし、気持ちが前に向けないメンバーがいれば、そっと話しかけて寄り添ってくれた。私にもよく声をかけてくれて、ご飯に連れて行ってくれました」
守屋「私にはできないクリエイティブな発想力や表現力だったり、いろんなものを学んだと思います。とくに、パフォーマンスのとき、私はすぐ斜め後ろから彼女を見ていたことが多いので、踊っているときの見せ方とか表情の作り方など、一つひとつに学ぶことが多かったです」
小林「一緒に話していたりすると、やっぱり一番に考えているのがグループのことなんだなと感じることが多かった。グループがこれからどうなっていくのかとか、どうしたらより良くなっていくのかとか、平手はいつもすごく考えていました。大きなところを目指していて、このグループで一緒にそういうことを叶えていきたいと思ってくれているのがすごくうれしかったし、それに応えたいとも思っていました。自分を奮い立たせてくれたのは平手の存在だなと思います」
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TOKYO HEADLINE より引用しました