『素晴らしき哉、先生！』りおと恩師の“絆”に涙　生田絵梨花が体現するリアルな教師像

りおに妊娠の事を告げられた聖也。ここが浮気男のレッテルを剝がす最後のチャンスとも言えたのに、口を付いた言葉が、先ず、自分の子かの確認。
突然告げられて動揺する気持ちも分からなくはないが、りおが待っていた返答には程遠かった様で、やっぱりこの男とは無いなって感じでしたよね。

そんな今日のMVPは、りおの恩師である大森先生（金田明夫さん）でしたね。中絶のことで思い悩むりおに対して、事情は何も聞かずに、自分の過去の教師としてあるまじき行為の告白をする大森先生。
そうやって”教師だって一人の人間。過ちを犯す事だってある”とりおの気持ちを軽くする優しさが素敵でしたよね。
まあ、りおには先生の作り話としっかりバレてるのですが、その真意は伝わった様でしたね。。

「教師にとって一番の喜びは卒業生が訪ねてくることなんだから」という台詞が大きく刺さった。在校中は見せてくれなかった表情で迎え入れてくれる先生の顔、顔…。
単に収入を得る為の仕事だったら教師という職業は割に合わないかもしれない。でも他の職業にはない責任と喜びがある。人生で最も多感な時期にある生徒たちに向き合って彼等彼女達の人生を左右する存在でもあるのだから。

りおが先生の仕事に懸命になり過ぎているのが心配なとこ。おそらく中絶は思い止まると思うが、過労になった時、、、

去年、高校時代の担任の先生のお宅にお邪魔して、その後流れで先生と先生のご主人様と飲みに行かせていただきました。度々友人たちの結婚式や同窓会などでお目にかかることはありましたが、卒業から30年経って初めてのお宅訪問とサシに近い形での飲みで、現在の教育現場での悩みや当時の思いなど今までに聞けなかったお話をたくさん伺って、まさに先生も人間なんだなぁと思ったことを、大森先生とりおちゃん先生のやり取りを見ながら思い出していました