『良いこと悪いこと』はまっとうな“復讐劇”になり得るか 最終回に持ち越されたいくつかの謎
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みんなの反応
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宇津見が高木を殺そうとしなかったのは、高木に犯行の動機を伝え、全部お前のせいだと明かして当人を精神的に苦しめたかった、あるいは追い詰めたかったからだと思いましたけどね。自分のせいで6人も死んだとなれば正常でいられるはずがない。復讐としては最も厳しい形ですよね。そして自らは逮捕されてもう直接話す機会も無い。その辺りはさすが刑事だなって思いましたけど。どうなんでしょうか?
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このドラマに見入ってしまうすごいところは、イジメている本人は何かのきっかけがないといじめたことを思い出せてないというリアルなところ。
やられた方は忘れられないけど、やった方は忘れているというリアルがすごい。
イマクニのロゴがタクト学園のロゴに似ていたり、東雲と今國の子供時代の写真背景がタクト学園だったり、イマクニに飾られてる今國の絵に書かれてる女の子2人のワンピースの色が東雲色と紫苑色っていう、今國も何かある説が私の一番際な考察。
来週終わってしまうのが悲しすぎる
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宇津見が確保される直前の口の動きが「後は頼んだ」って読めました。あの場に真犯人がいたんでしょうね。
実行犯として手を染めたシーンが出てきましたが、カンタローだけ火を付けたところで本人がいなかった。やっぱり生きてる?
そんなカンタロー、入院中の病院から連れ出すのってかなり難しい。居なくなったら皆必死で探すし。
出来るとしたら病院関係者。キングの奥さんが4話で「早番だから先寝るね」って言ってたシーンがあって、看護師さんなのかなと思ったのは私だけだろうか…?
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宇津見の演技が、本当に良かった。
第9話の存在感で、あ、この人演技うまいな〜って、魅せられた。もっと見たいな。
いじめを行ってたキングたちが、憎いなって本当に思えた。
主人公が本当の意味で悪者(ダークヒーローでもなく)になるドラマってめずらしいかも。
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ひっかかったのは、どうして紫苑さんは大人になったキングのことを一目見て小学生のころのキングとわかったのだろう。そんなに面影ってあるものかな?卒業以来一度も会っていない小学生の同級生に、大人になってから会っても、自分だったら気づかないと思う。それまでちょくちょく会っていたならまだしも。おそらくだれかを通して、大人になったキングの顔を知っていたのかも。だとしたら、奥さんと紫苑さんが親しい間柄で、結婚したときに写真を見せられていたとか。娘の名前が「かのん」なのも、奥さんが紫苑さんの弾く「かのん」が好きだったから?
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なんか第10話のタイトルの「はじまり」というのが気になります。イジメの始まりということなのか。キングだけ殺されなかったのは家庭があり子供がいるからで他のみんなは家庭も子供もいなかったから。実行犯は宇都見で主犯はタクト学園で親友だった今國が計画して東雲が一連の殺人事件はイジメが原因だったと記事に上げる。それが原因で花音が学校でイジメられる。今國がキングに一生十字架背負って生きていけと一言。それが「はじまり」。みたいな終わり方は年末暗い気分になるからやめてほしいものです。せめてイジメの抑止力になる様な終わり方であってもらいたいですね。
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まず今国は宇津見が高木に恨みを持って接近した事を知っていてもおかしくない。
次に東雲も事件に関わる取材を園子に変わってもらったりと、妙に行動が怪しい。
あとゆきが紫苑宅を知って高木を連れて行ったのは、宇津見から高木を紫苑の家に連れて行くよう言われていたから、と考えられる。
要するに、今生きてる仲間は、園子以外全員犯人側で、高木を追い詰めるために最初から仕組んでいたとみてます。
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ちょっと斜めからですが、「ちょっとだけエスパー」で高木の奥さん役の徳永えりさんが、こちらの作品ではディーン・フジオカさんの元奥さんで、息子の名前が「紫苑」。
偶然だろうか?どうなんだろう?と思っています。
局も違うので何とも言えませんが、こんな事もあるのかな?と。
面白いです。
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この9話を見てから、テーマ曲のアゲハ蝶の歌詞を読むと、あれは宇都見と共犯者達の心情に沿ったような歌詞に感じます。
とても切ない紫苑を思う宇都見の悲しみや孤独を感じますね。
宇都見がカノンを弾き終わって警察に拘束される前に「後は任せた」と言ったのは、キングに対してではなくて真犯人であろうあの追悼コンサートに居たであろう今國と東雲に言ったんだと思います。
宇都見がキングだけ殺さず残したのは、自分がまず、連続殺人を自分が実行する事で世間の注目や影響を大きくしたうえで、東雲が記事にしてイジメが原因で起こった事を晒して世間から抹殺させる計画、手を汚して捕まるのは宇都見だけで、今國と東雲には手を汚さないでこの復讐を終わらせるのではないかと。
イジメが周りからのイジメで苦しみを味わって死に至らしめる復讐劇。
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いじめの醜悪さと自身がいじめの加害者となっていることに気づかない難しさが描かれているように思う。
そんなつもりはなかった、あるいは悪いことをした人に責任を取らせるという正義感に酔って、いじめを行っていることに当人は気づかないことで繰り返す。
復讐した側は新たな被害者をいじめうみだす。花音は報道を受けていじめられる。
新たなイジメのはじまり。
ドラマのメッセージの本質はどれなのだろう。
多分、全てを表すくらい、イジメの境界は曖昧で受け取り手によって異なる。まさにこのドラマだなぁと感じました。
良い子と、悪い子と
良い事、悪い事
良い事、悪い子と
良い子と、悪い事



