『ちはやふるーめぐりー』が提示した新たなヒロイン像 コスパ主義は克服すべきものか?

『ちはやふるーめぐりー』が提示した新たなヒロイン像 コスパ主義は克服すべきものか?

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『ちはやふるーめぐりー』が提示した新たなヒロイン像 コスパ主義は克服すべきものか?(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース
9月10日に最終回を迎えた『ちはやふるーめぐりー』(日本テレビ系)は新たなヒロイン像を提示した意欲作だった。 末次由紀の漫画原作である『ちはやふる』は、2016年から2018年にかけて実写映画

みんなの反応

: 櫻坂46まとめちゃんねる

めぐるは理由があって「コスパ・タイパ主義」になりました。
中学受験が失敗したことについて、両親が「お金と時間が水の泡になった」と会話をしているのを聞いてしまったからです。
しかしドラマではめぐるの心の変化を丁寧に描いていたと思います。
めぐるの葛藤に母親が気がつき、かるた大会の応援を経て、両親と分かりあう回もありました。
弟がめぐるに「キャラ変」したと言う場面もありました。
しかし最大のポイントは、めぐるは「コスパ・タイパ主義」を克服したと言うより、彼女の特性としてかるたに昇華させたことだと思います。
めぐるは札の数字で百人一首を覚えたり、部員のちえりには視覚で覚えるのが合っていると手描きイラストの暗記表を作ってあげたり、次に読まれる確率が高い札に手を出すかるたをしたり。
太一がめぐるの良さに気がつき、「効率がいい」かるたを伝授したのも納得でした。決してキャラ設定を置き去りにはしていない。

: 櫻坂46まとめちゃんねる

初回で「なんでこの人たち泣いてるの?」と訝しんだめぐるが、最終回で号泣した「人間的な成長」を描きたかったのではと。

: 櫻坂46まとめちゃんねる

ちはやふるの新作だ楽しみと軽い気持ちで見たら
主人公がめんどくさそうな考え方をしていて最初戸惑ったけど
思春期初期がコロナ下で人間関係が外向きに成長時期に
人間関係が濃密に家族に偏った時期の少女が傷ついた心を克服する
ストーリーがベースなんだなと気づいてからは
努力と葛藤を乗り越えるちはやふるらしいストーリーも相まって凄く楽しめました
いまさら遅いが放送前にアニメか映画を日テレで放送していればもっと盛り上がったのではないかと思わないでもない

: 櫻坂46まとめちゃんねる

コスパ、タイパってそれにこだわりすぎたら人生が素っ気なくなるんじゃ、、、、、。無駄と思われても回り道とかした方が楽しいと思う。
このヒロインもいい仲間を得られた、きちんと何かに取り組んだほうがいい!!!!!

: 櫻坂46まとめちゃんねる

筆者は重要なことを見逃しています。めぐるは、好き好んでコスパ・タイパ重視になったのではありません。幼なじみの凪が何につけても自分よりいい結果を出すことに対してコンプレックスを抱えていたこと、中学受験についてもその凪は合格、自分は不合格だったこと、そして両親が「(受験に投資した)お金が無駄になっちゃったね~(大意)」と話しているのを偶然聞いてしまったことが大きなきっかけだったわけです。それが「凪ちゃんと違って、私は負け組なんだ。しかも親に迷惑をかけてしまった。だから青春なんて私には贅沢なんだ」という思いに至った。また、他の方も書いている通り、彼女の合理的な考え方(次に読まれる確率が高い札を狙うなど)はかるたに生きたわけですから、決して無駄にはなっていません。そもそも「青春敗者」にスポットを当てるドラマに「コスパ・タイパを否定するな」なんて物言いは、それこそ野暮というものです。

: 櫻坂46まとめちゃんねる

いい歳して「青春に時間は関係ない」という台詞にドキッとし、目が潤んできました。
私も今からまた別の青春を楽しめるだろうかと。

: 櫻坂46まとめちゃんねる

劇中で「この歌、千年残ってる」とある。千年はともかく本シリーズでも十年二十年と残るのは熱い一期かさめた二期かどちらかしら? 今、世陸やってるけどメダル届かなくても死力尽くした選手には感動を覚える。世の中に残るの物語も同じに思う。

: 櫻坂46まとめちゃんねる

アマチュア競技や趣味は興味のないひとにとっては無駄でしかないので、そもそもコスパ主義には反します
学生と社会人の大きな違いとして、時間を無駄にできたと述懐するひとは少なからずいて、その無駄に過ごしたことが人生を豊かにしていたとするなら、青春を黒歴史ではなく肯定的に描く作品において、効率主義を追及することはこれからもないと思いますし、社会人になれば否応なくコスパやタイパは強く求められてしまうように思います

: 櫻坂46まとめちゃんねる

「筆者の本音」を現代のテレビドラマに期待するのは無理。スポンサー企業の顔色や視聴率等を気にする必要がありますからね。まあ、NHKなら可能かもしれないが。それに、しっかりとした脚本家も。