欅坂46、新曲はセンター不在問題に対するひとつの解答に? 今、「誰がその鐘を鳴らすのか?」を歌う意味
- 欅坂46の新曲『誰がその鐘を鳴らすのか?』が8月21日に配信リリースされる。
同曲は改名前の欅坂46としては最後のシングルとなり、配信限定でのリリースの予定。今年3月よりイオンカード「わたしの道」篇のCMソングとして放送されており、7月16日の配信ライブで初披露、続く18日放送の『音楽の日』(TBS系)で5枚目のシングル「風に吹かれても」とともにテレビ初パフォーマンスされた。作曲は辻村有記と伊藤賢の共作。
8枚目のシングル『黒い羊』(2019年2月発売)以降、長らく目立ったリリースの動きがなかった同グループにとって、久しぶりの新曲でもあるため期待の大きかった今作。名曲「あの鐘を鳴らすのはあなた」のタイトルを連想させるこの曲の解釈について、そしてこの曲を彼女たちが歌う意味について考えてみたい。
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欅坂46、改名という決断は“英断”となるかーー新たなグループに向けたメンバーの心情 #欅坂46 https://t.co/w18AMfnUv2
— Real Sound(リアルサウンド) (@realsoundjp) July 21, 2020
欅坂46、改名という決断は“英断”となるかーー新たなグループに向けたメンバーの心情
- “欅坂46 改名”。
最初にこの発表を聞いたとき、正直筆者も戸惑いを隠せなかった。これが誰の発案で、どれほどのメンバーが拒否し、どれくらいの話し合いが行われたのか、現時点では明らかにされてないため実際のところはなんとも言えないが、少なくともメンバー全員が受け入れるのに相当な時間がかかったことは想像に難くない。
考えてみれば、こうした決定にすぐさま楯突きそうな平手友梨奈はすでに脱退してるし、他に「No」と言いそうな志田愛佳や鈴本美愉といったやんちゃなメンバーももういない。みんなの前では言えないが、こっそりマネージャーに相談していそうな今泉佑唯も一番最初に卒業している。確かに今いる28人は、下された決定に対してうまく対応しようとする器用で素直なメンバーたちである。
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