そういうことか！「森のくまさん」が果たした衝撃役割【良いこと悪いこと】考察も唖然、ダマされたｗ　よく考えたらバレバレの犯行が怪事件化　ターボー記憶力が裏目「関係ないんかいｗ」

ターボーの記憶力がいい、というよりも。
キングはずっと地元に住んでいるのに、いろんな事を忘れすぎだろう。
瀬戸紫苑なんて芸能人のような名前の子をすっかり忘れて、娘のピアノ教師を頼みに行ったり。
それにしても警察官を逮捕したのに、その拳銃が行方不明なのに気が付かない警察ってまぬけすぎる。
推理ドラマとしては、伏線もミスリードも放置されたままでいま一つだったかな。
ただ、最後には戸塚純貴さんが圧倒的な演技を見せるためにキャスティングされていると思っていたので、それが当たったのは満足。

いじめを始めた側は軽い気持ちで忘れていても、受けた側の傷は重くずっと忘れないというメッセージは全体を通して強く伝わった。

森のくまさんはミスリードだったけど、結果的にお前が連れてきた順番に殺したんだよ、と突きつけられたことでキングに自責の念を強くさせる、良い演出だったと思う。

考察部分は面白かったけど、最終話、家族に被害が及ぶシーンの描写やキングが告白動画を撮る場面は安直だったように感じた。俳優の演技は良かっただけに、もうちょっと自然かつ丁寧に描けなかったものか…そこがもったいなく感じた。

キングが紫苑を偲ぶ演奏会で宇都見を殺そうした事こそがいじめっ子の特性。
いじめっ子は自分の非を棚に上げて自分を責める人の非を見つけてそこを突いて言い返す。
悪ガキが先生に怒られても怒り方が悪いと言って逆切れしたのを見て、そう言う言い返し方もあるんだと感心したものでした。

だからキングが自分の非を棚に上げて宇都見を殺そうとしたのはいじめっ子の特性をよく掴んでると言える。

毎回、その後の考察が上がっており、次回が楽しみでした。しかし、最終回が、何とも残念な内容でした。本編では、キングの謎で有る、犬を助けた話、海で上がった水死体の話、森くんの立ち位置などが回収されませんでした。
番組はおわりましたが、中途半端な気持ちが取り残されています。

日本のドラマはいじめを扱っても、結局はいじめっ子にも救いを残すラストが多いですよね。
日本特有？
いい子ちゃんすぎませんかね。
このドラマのラストも生ぬるいなーと思ってしまった。
まあメンバーは殺されてるけど、主犯のキングは殺されなかったし、生き地獄かと思いきや、娘を助けてくれる友だちが現れたし。
キングの家庭がボロボロになっていく様子を描いて欲しかった。

今現在いじめをしている輩が震え上がるような、抑止力のあるドラマを観たいです。
「いじめをした後には壮絶な生き地獄の報いがあるんだよ、自分だけじゃないよ。親、子どもにも及ぶんだよ、永遠に続くんだよ、その報い」みたいな。

委員長が閉じ込めなければ起きなかった事かもしれない。ちょっとした事、遊び半分がいくつも重なりイジメとなってしまった。そこから派生して次のターゲットへイジメの連鎖が。なんか現実でも今何処かで起きている事かもしれない

記事にもあるように、てっきり犯人側が替え歌の内容を知っていて、その順に殺されていると思っていたから、それがミスリードで、イマクニの店を訪れた順というのは、きれいに騙された。
ストーリー全体としては、最後の花音の場面が、少し希望を感じさせる終わり方だったけど、決して誰も救われるような終わり方ではなかったのがかえってよかったと思う。
確かドラマ本編でも園子が、「謝って自分たちだけスッキリした気になるな」みたいなセリフを言ってたと思うし。
それぐらいいじめという犯罪は根深い問題だから。
夢になぞらえて殺されていく展開だったけど、宇都見がキングを殺さなかった理由、夢の叶えさせ方があまりに残酷というか、キングに最後まで加害者としてふるまうよう求めるもので、いじめの深い傷を思わずにはいられなかった。
単にミステリーの謎解きや考察物として終わるのではなく、結構いろいろ考えさせられる展開なのがよかった。

関係ないどころではない。
キングたちが替え歌の順番通りに襲われると思い込んだことで次のターゲットだと思った人物を注意喚起のためにイマクニに連れ込み、結果今國たちに本当にターゲットにされてしまった。
ちょんまげなんて引きこもったままだったら安全だった可能性もあったのに…
これも仲間を守るという「良いこと」のつもりのキングの行動が結果的に「悪いこと」になってしまったという皮肉であろう。

全体としては面白いドラマでしたので、満足でしたが、最終話に向けて両主演の俳優さんが各番組に番宣で出演されまくっていて真犯人は？と、盛り上げていた割りには、細かい役割りまでは分からなかったものの、共犯者は繋がりも含めて読めてしまってましたので、凄い大どんでん返しを期待してしまったので、番宣は無かった方が良かったです。

貧ちゃん、カンタロー（1回目）、ニコちゃんはともかく、ガラス落下事件が起きた後に初めて来たターボーを入れると連れてきた順番というのも話が合わない気がするのですが…（話が出たということならわかります）校長含めどのメンバーも狙える時にやったという感じがします。
替え歌を教えたターボー、それに則ってみんなを守ろうと行動したキングという構造はいじめをしていた時の構造にもよく似ており、皮肉にも自らの首を絞めることとなってしまいましたね。

もう記事あげなくても良いよ！

いや歌の順番はたまたまの可能性があると思っていたよ
まずターボーの順番が飛ばされたこと
さらに歌とは関係が無い元担任が殺されたことで、そもそもの前提が間違ってる可能性ありと思ってた
というかハードルが高くなるだけで順番にこだわる意味も無さそうだったしね
なので今國は最初からずっと怪しいと思ってたな

ところで、武田敏生くんはあだ名がなぜに「貧ちゃん」？
そこだけ引っかかっています。どうでもいいことですが…。
貧乏だったの？こども時代。薬剤師になっていましたが。

ナイフを持っているちょんまげが返り討ちに遭ったことで、相手は相当な格闘
技術の持ち主。そして、ちょんまげが森を追った時、どの子の背後にいた人影が
シルエットと歩き方から宇都見（というか木村昴）にしか見えなかった。

今國と東雲は、子どもの頃の写真が出てきて、背景がドの子の映像と同じだった
ことから関係性は確定的だった。
ドの子の映像のが後からだったから、今國と東雲の写真を覚えていた人たちが
「この３人は知り合い」って気づけたと思う。

「森のくまさん」だけ謎だった。どの子もドの子も覚えているわけないし、
森は犯行には無関係だと分かった時点で再び謎に包まれたけど、監督が明かした
「初回から、毎週ヒントになっている」と言うのが、コレなんですね。
犯人はこの３人だと分かっても「森のくまさん」の謎だけ残るかと思ったら
最終回で初回からのタネ明かしか…
これがミスリードって気づけた人、おらんよなぁ